妊娠中に避けられない悪阻を軽くしたい!妊婦のつわり対策
妊婦になると最初にぶつかる試練のようなものとしてつわりがあります。つわりは主に妊娠初期に強くなり、中期になる頃には落ち着く人が多いです。
妊娠した喜びもつかの間に襲ってくるつわりに悩まされている妊婦にとって、つわり対策というのは大事になってきます。つわりに対してどのように心構えを持てば良いのか、どうしたら楽になれるのかなど紹介していきたいます。
食べられる物を食べたい時に食べる
つわりになると食べたら吐いてしまうという症状を感じる人が多いです。特定の物であれば食べられるけれども、栄養バランスよく食べられない、一度にたくさん食べられないということになります。
そういった妊婦の中には、自分が栄養を摂れていないとお腹の赤ちゃんに影響があるのではないかと心配してしまう人がいるのですが、必要以上に過敏になることはありません。この時期は母親が食べた物にそれほど影響されないからです。
つわりで食べられない時の鉄則としては、食べたい物を食べられる時に食べるというスタンスです。一日3回の食事にこだわらずに、少量づつ小分けにして一日5回ぐらいの食事にしてもかまいません。一度にたくさん食べるとしんどくなるという人も、少しならマシという人も多いです。
水分補給にも気をつける
水分補給をするということは体にとって大事なことです。妊婦なのでカフェインには気をつける必要がありますが、飲みやすいポカリなどの栄養ドリンクを飲んだりして水分が不足しないように心がけましょう。
水分も摂れないということになると、通院日を待たずに病院に相談をしましょう。あまりに水分がという状況になると、医師が点滴をしてくれたりして対応をしてくれます。
無理をせずに体を休める
つわりの時期には無理をすると余計につわりがきつくなり、しんどくなるということがあります。つわりの時期は無理をせずにゆっくり休むということを心掛けましょう。
主婦などで家にいられるという場合には、一日の活動量を減らして横になる時間を作るようにしましょう。昼寝をして休息をとると、夕方からの疲れが出る時間も疲れを減らすことができて、つわりもマシになることがあります。
つわりの時には周りの人による協力が必要です。特にパートナーである夫にはつわりの辛さを理解してもらい、日常生活の中でできることをサポートしてもらうということも大事になってきます。
ひどい場合には医師に頼る
つわりを乗り越えようと思っても、人によってはつわりが重くて自分で対応していても限界があるということはあります。そういった人は医師に相談してみましょう。
医療機関では吐き気止めの漢方薬を処方してもらったり、注射によってつわりを軽減するという方法もあります。我慢できないぐらい辛い、食事や水分不足により体に支障を来たすぐらいだと思ったら、早めに医師を頼りましょう。
つわりの最中にはいつ終わるかわからないという気持ちになり、赤ちゃんが宿っている喜び以上の辛さを感じることもあります。しかしそれを軽減する方法はあるので、色々と情報を得て自分が楽になれるように考えながら、その時期を乗り越えていくことが大事になってきます。