便秘には腹筋運動がいいというけど、妊娠中にしても大丈夫?

妊婦・腹筋で便秘予防

便秘になった時に腹筋運動をするといいというのはよく知られている便秘解消方法ですよね。腹筋が衰えることで便秘になりやすくなるので便秘にならないように、日ごろから腹筋を鍛えておけば便秘予防になります。

 

妊娠中に運動することはお医者さんから止められている場合と除いては適度に行う方が、健康にも安産にもいいとされています。じとーっと1日中座っているとストレスも溜まりますし、みるからに健康的じゃないですよね。

 

妊娠初期の頃はまだお腹がそれほど大きくなっていないので、筋肉などへの負担が少ないのですが、妊娠中期から後期出産までにはお腹が大きくなって体の重心も変わってきますし、あちこちに負担がかかってきます。

 

その結果、急に腰痛になったり、これまで持病として腰痛があった場合にはすごく悪化してしまうこともあるのです。便秘予防だけでなく、腰痛などにならないようにするためにも腹筋などの筋肉を維持しておくことが大切なんです。

 

妊娠中に誰でも抱えるストレスや不安も体を動かすことで発散させることもできますよ。また、妊婦さんの多くが経験する股関節の痛みにも腹筋を鍛えることで軽減できるのです。一石二鳥ですね!

 

⇒ 妊婦におすすめの便秘解消方法

 

便秘解消&ストレス解消に!

 

妊婦ウォーキング

腹筋運動というと仰向けに寝て、ぎゅーっと腹筋を縮めておへその方を見ましょう!とかいわれる辛い運動が一般的に浸透しています。妊婦さんにこの腹筋運動は負担がかかるため良くないので、他の運動で腹筋を衰えないようにしていきましょう。

 

腹筋はお腹を重点的に使う運動をしなくても鍛えることができます。一番シンプルで簡単な方法は歩くことです。競歩のようにプリプリとした早い歩き方でなく、ゆっくりとした速度でOKです。ここで重要なのは毎日続けることです。

 

もちろん雨の日などは危ないのでわざわざ歩く必要はありません。気分転換になるようにいい天気の動きやすい時間帯に歩くようにしましょう。このとき水分補給をしっかり意識的に行うようにしてくださいね。

 

腹筋を鍛えることの注意点

 

妊娠前には運動を定期的にしていて体には自信があるといっても、スポーツ選手のように本気で腹筋運動を行うことはおすすめできません。これまでついていた筋肉を落とさないようにするというイメージで行う程度で十分です。

 

ちょっとストレッチを行うだけでもよいので毎日体がなまらない様に続けていきましょう。運動するにあたって些細な事でも不安があれば産科で相談するようにしましょう。お医者さんに指示してもらうことで安心できストレス値も下がってきますよ。

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