妊婦の便秘が「まさか腸閉塞!?」
便秘が続くと腸閉塞などの病気を起こしてしまうことがあります。もちろん、妊婦さんもただの便秘よ!と軽く考えずに早めに解消していくことが重要です。ここでは便秘に似ている症状の腸閉塞について説明していきますね。
腸閉塞(イレウス)は腸内に消化物が詰まってしまうことをいいます。この原因は主に腸のねじれであったり、脱腸、大腸ガンなどの病気なのですが、便秘が酷くてそこから腸閉塞になってしまうことがあるのです。
症状としてはお腹の張り、吐き気、嘔吐、腹痛などがあります。どれも便秘の症状に当てはまるので見分けがつきにくいのですが、腸閉塞の場合は腹痛がとても酷いのです。
便秘だって激痛だし、腸閉塞と見分けられない!?
便秘の時にも物凄い激痛を味わうことがありますからやはり病院で診察してもらう必要が出てきます。また、これまで便秘が酷くても吐き気や嘔吐がなかった場合はそれも指標になるでしょう。妊婦さんの場合はつわりの時期と重なったり、ずっとつわりの症状があるという人だとそれも判別するのには十分ではありません。
便秘で腹痛が酷くになったら病院に行くというのが安心です。「もしかして、便秘だと思っていたけど腸閉塞なのでは・・・!?」などと悩むのも妊娠中にストレスがかかるので早く解決した方がいいですよ。
便秘でなければ腸閉塞か不安にならずにすむ!
妊娠中でもそうでなくても、便秘でなければ腸が激痛になったら、すぐに異変に気付くことができます。腸炎かもしれないし、腸閉塞かも?とすぐに病院に行けますが、便秘中だと、どうせ便秘だと決めつけて病気の発見・治療が遅れる可能性が出てきます。
こういった病気と間違わないためにも、日ごろから便秘予防をちゃんとしておく必要がありますね。しかし、食事の改善や適度な運動くらいではなかなか快便になってくれないのが妊娠中の厄介なところです。
生活の改善だけで便秘解消が難しいのであれば、妊婦さんにもおすすめなオリゴ糖や乳酸菌などを使って便秘予防をしていくといいですよ。便秘にならなければ万が一、便秘以外の原因で腸閉塞などの腹痛になればすぐに異常に気付くこともできますからね。