妊婦の便秘解消に定番!納豆
便秘に効くという食べ物の中で、便秘以外にも健康によくてダイエットにもなると人気の納豆。妊娠中でも安心して食べられる食材です。
納豆が便秘におすすめな理由
- 食物繊維が豊富
- オリゴ糖が含まれている
- 納豆菌がスゴイ!
- リノール酸が含まれている
納豆の便秘解消パワーの大きい理由としてはまず食物繊維が豊富という事があげられます。100g中に17gの食物繊維が含まれています。この食物繊維の9割が不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は水分を含んでふくらみ、便の量を増やしたり腸を刺激して蠕動運動が起こりやすくしてくれます。たくさんの不溶性食物背にをとる場合は水分不足に気をつけましょう。水分が少ないと便秘を悪化させてしまうこともあります。たっぷりとお水を飲むようにしてください。
納豆に含まれているオリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになりますから、結果的に善玉菌を増やす事に繋がります。また、リノール酸は便秘の原因になる腸内環境を悪化させる悪玉菌を少なくする働きがあります。
納豆はにおいや味で苦手という方も多い食べ物ですが、上記の様に便秘解消にとても効果が期待できるので積極的に取り入れていきましょう。
納豆菌も便秘解消にいい!
納豆がカラダにいいよ!という情報は雑誌やテレビなどでも度々報道されていますが、その中でも納豆特有の納豆菌のパワーはプロバイオティクスなどでも注目を浴びています。便秘になるのは腸内環境が乱れているからで善玉菌と悪玉菌のバランスが悪いのです。悪玉菌が多すぎることで便秘になり、ガスが溜まったりします。
善玉菌の主力である乳酸菌はとても弱いためになかなか腸内で増えてくれません。増やす努力をずっとしていかないといけないわけですが、納豆には上記でも紹介しましたが「オリゴ糖が含まれているので乳酸菌を増やす」のですが、それだけではありません。
納豆菌は乳酸菌と一緒に体内に入ると乳酸菌をどんどんを増殖させる働きがあります。ヨーグルトなど食べただけではパワー不足なのが納豆を一緒に食べると効果的という事ですね。一緒に食べるといっても同時に口に入れる必要はないので、時間差で食べるといいでしょう。キムチは乳酸菌が多いので納豆とキムチは相性がよく食べられそうですね。
便秘以外への効果
納豆の便秘解消以外への効果も多くあります。血液をサラサラにする納豆のねばねば成分ナットウキナーゼは有名で、血栓の予防にもなります。また、妊娠中にもうれしいカルシウムや葉酸も多く含まれているのです。
大豆の食べ過ぎは良くないという話も聞きますが1日に1パック(50g程度)であれば毎日食べても問題はありませんので心配不要です。大豆の食べ過ぎが問題というよりは大豆イソフラボンをサプリメントなどで摂取することがよくないようです。
とはいえ、朝にお豆腐、昼におから(うの花)、夜はおからハンバーグに納豆というような食事を毎日続けるのはバランスが悪いです。バランスのいい食事は便秘解消にも役立つので偏った食べ物だけを食べるのはやめておきましょう。