壮絶な吐き気と食べ物の好みの劇的変化、5か月目で終了!
一般的には妊娠初期頃からつわりが始まるらしい、ということは何となくはわかってはいたのですが、いろいろな人に聞いても、つわりの程度は人それぞれ違うので、実際どんなものなのか、はじめは想像がついていませんでした。
ここからは、私が実際に体験したつわりについて書いていきたいと思います。
壮絶な吐き気がやってきた
つわりを体験した人の多くは、気分が悪くなったという人が多いかと思います。とはいえ、ちょっと気分が良くない日がしばらく続く感じかな?と軽く考えていました。
しかし実際は、想像を超える吐き気で、私の場合は、例えるなら数か月の間ずっと船酔いのような感じでした。
寝ても起きても気分が悪く、食べ物のちょっとしたにおいもダメになり、エレベーターの揺れも耐えられなくなり、ついには歩くだけで気分が悪くなるといった状態になりました。
完全に甘く見ていました。吐き気が続いている間は食べることもままならず、1日を通してゼリー1個という日もあった程です。これが、約1か月程続きました。
食べ物の好みの劇的変化
私は元々、甘い物や油っこいものがあまり得意ではなく、自ら積極的に食べることはありませんでした。ところが、つわりが始まった頃、無性に甘い物ばかり食べたくなる時が続き、例えば、吐き気で食べ物を受け付けないけれど、なぜかどら焼きだけは食べられるといったような、極端な偏りが出てきました。
しかし数日後にはもうどら焼きは一口も食べたくないという、好みの移り変わりもかなり激しくなりました。食べたいもの・食べられるものが毎日変化するので、昨日は食べられたのに今日は食べられない、昨日は食べたいと思っていたのに今日はもう食べたくない、という気分の移り変わりに、自分自身がついていくのが大変でした。これも、約1か月程続きました。
食べていないと気分が悪くなる
つわり初期段階では、食べ物のにおいをかいだり、食べ物全般を口にするだけで気分が悪くなりました。次に、特定の食べ物だけは食べられるようになり、食べられるものが毎日変化するようになりました。この2段階が過ぎた頃、今度は何かを口にしていないと気分が悪くなるようになってきました。
初期段階の真逆です。空腹だとすぐに船酔いのような気分になるので、本当に少しずつ何かを口にしているようにしました。すっぱいものが欲しくなった時期もこの頃でした。そのため、この時期はすっぱいアメがちょうどよかったので、かなり重宝していました。
そして突然の終了
前述の通り、様々なつわりの移り変わりを経験して、一体いつつわりが終了するのだろう…と気持ちが参ってしまっていた時、つわりは突然の終わりを迎えました。
ある日の朝起きると、気分が良い日があり、今日はラッキーだなと思っていたら、そのままつわりが終了していました。私の場合は、ちょうど安定期に入った妊娠5か月頃でした。
妊娠がわかって幸せな気分になったのも束の間で、つわりの大変さに辟易してしまった時期もありましたが、つわりは必ず終わります。つわりの度合いや終わる時期は人それぞれですが、愛しい赤ちゃんに出会えることを糧にして、頑張って乗り切りましょう。