冷や汗、失神も起こる便秘時の迷走神経反射ってなに?
これは排便性ショック(排便ショック)というもので、原因は強いストレス、緊張状態であることなどがあります。妊娠中でない状態でもこのショックを起こしてしまうものですが、妊娠中にはストレスや不安などが強くなるので症状が出やすいようです。
この排便性ショックは血管迷走神経反射が起こることで引き起こされます。迷走神経は脳神経のことで自律神経にも深くかかわってきます。自律神経系が生命活動がうまくいくように調整してくれているのですが、排便するときに起こる腹圧の変化などで、失調してしまって調整がうまくできなくなってしまいます。
その結果、血圧や心拍数が下がったりしてしまうので脳への血液、酸素の供給が確保できないのでめまいなど症状が起こります。
迷走神経反射は癖になる?
迷走神経反射は癖になるともいわれていて、一度経験すると2度目も起こりやすいです。血管迷走神経反射が起こりやすい体質ですと苦痛、不安感などで血管迷走神経反射が起こり、その時に感じた嫌な記憶がさらに血管迷走神経反射を起こしてしまいます。
ストレスが大きく関係していますから、ストレスをためないようにすることも大切ですが便秘自体もとてもストレスを感じてしまうものです。便秘のとき以外でも迷走神経反射が起こることはありますが、便秘が原因の場合は便秘にならないように予防対策することが一番でしょう。
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また、失神するほどの症状が出る場合は、前兆がありますから怪我防止のためにトイレなら壁にもたれかかる、横になれるところなら失神前に横になっておくなどしましょう。妊娠中は特に倒れてしまう場合は危ないので注意しましょう。
前兆は生あくびが出たり、冷や汗、吐き気、めまいなどがあります。意識がない時間は数十秒から5分程度でその後の意識障害はありませんから安心してください。これ以上に長い間意識がない場合は救急車を呼んだ方がいいでしょう。