妊婦の便秘が体重増加しやすい理由
体重が増えたら産後に戻すのも大変ですし、それよりなにより出産時に大変になることが多いです。赤ちゃんが通る産道に脂肪がついてしまって細くなるとすんなり出てきにくくなってしまうからです。
だからといって妊娠中の食事制限でダイエットとかしている人もいるそうですが、これは絶対に避けた方がいいですよね。そうはいっても妊娠中の場合、あまり食べていないのに太ってしまうという事もあるそうです。
妊婦さんが太りやすい理由
体温低下などから体を守るために脂肪が付きやすくなるということがありますが、それにしても体重の増加具合が早すぎる!と体重が増えてしまって悩む妊婦さんも多いでしょう。上記以外にも妊娠中に体重が増えてしまう要因として、便秘、むくみの2つが大きく関係してきます。
便秘
通常の時と違い、便秘している期間、日数が増えてしまうことで老廃物などを体外に出せないので脂肪燃焼の効率が下がってしまうからです。
便秘していても全部出したてしまえば体重は変わらないはずといわれることもありますが、溜まっていたものを出せたとしても太りやすい体質に変わっていくということです。妊婦さんでも飲める便秘薬は病院などで処方されていますが100%安全というわけではありませんから、自然に便秘が解消されるよう、また便秘にならないようにしていきましょう。
⇒ 太らないためにも!妊娠中の便秘解消方法
浮腫み
もう一つの太りやすい理由である浮腫み。妊娠4〜5か月になると足が痛くて寝られないとか、顔がむくんでしまうという症状も多くなってきます。むくみの原因ですが妊娠中は体内の血液中の血漿(けっしょう)が増えてしまうためです。
非妊娠期と比べると50%程度も増えてしまうのです。胎盤を通して血液が流れやすいように水分量が多くサラサラの状態になるのですが水分量が多いので浮腫んでしまうんですね。
この場合はもう防ぎようがありませんが、運動不足によってむくみが酷くなることがあります。日中に軽い運動をすることで血流がよくなりむくみを軽減できますから体調のよい時には少し散歩をしてみるなどをしてみるといいでしょう。また、運動することによって便秘の解消や予防にもつながりますよ。