便秘と下痢の繰り返しの症状に対する改善策とは?

 

妊娠中に起こる体の不調の中でつわりの次に多く聞かれるトラブルは、便秘に関する物だと言っても過言ではありません。中でも、便秘と下痢を繰り返してしまうという複雑な症状に事に悩まされている妊婦さんは少なくないようで、妊婦向けの雑誌でも度々その悩みに関する記事を目にします。

 

便秘と下痢を繰り返すという症状は特に妊娠初期に見られ、あまりにも下痢が酷く何日も続く場合には脱水症状を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

 

特に妊娠初期はホルモンのバランスが乱れる事によって便秘が酷くなりやすく、長期間、便が蓄積された事によって下痢になってしまう事も考えられますから、便秘予防をしておくことも大切です。

 

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またそれ以外にもお腹の冷えが原因になる場合や、妊娠中に起こりやすい貧血の薬による副作用の場合も考えられるので、まずはこれらを改善する対策をとってみると良いかもしれません。

 

それでも何度も繰り返したり、下痢が長期間続く場合にはかかりつけの産婦人科のお医者さんに相談した上で薬を処方してもらう事も視野に入れておきましょう。飲みなれた薬だからといって独断で市販の下痢止めを安易に服用する事は非常に危険なので絶対に止めてください。

 

自分でできる解決策としては、まず第一に疲れやストレスを溜めない事や、野菜や果物など食物繊維が含まれているものを積極的に食べる事。また、ヨーグルト納豆などの発酵食品を摂り、腸内環境を良い状態にする事が重要です。便秘と下痢を繰り返す症状が起こっても、慌てず1つ1つ対策をとってみて下さいね。

 

腸内環境を整えるのに有効なものには、オリゴ糖、乳酸菌などがあります。どちらもお通じを整えてくれる腸内の善玉菌を増やしてくれる働きをします。

 

妊娠中にも過敏性腸症候群になる?

 

過敏性腸症候群に悩まされている人は日本では10%程度いるといわれていて、妊婦に限らず誰にでも起こる大腸の機能異常の症状です。

 

便秘と下痢が繰り返されるのが主な症状になりますが、ほかにもこんな症状も出てくることがあります。

 

  • 何度も便秘、下痢が繰り返される
  • 嘔吐、吐き気がある
  • 偏頭痛
  • 食欲不振
  • お腹がゴロゴロいう、
  • 腹痛がある

 

過敏性腸症候群はストレス、自律神経の乱れが原因ですが妊娠したことにより、体調の変化、つわり、精神的ストレス、出産への不安などで余計に悪化することがあります。

 

改善方法は体に負担がかからないようにすることで、例えば規則正しく食事の時間を守る、就寝・起床時間を決める、睡眠不足にならないようにするなどが挙げられます。

 

過敏性腸症候群で下痢と便秘が度々起こると腸内環境も悪くなりがちですから、善玉菌を増やす食べ物、食物繊維、オリゴ糖、乳酸菌も積極的に摂るようにしましょう。

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