妊婦の便秘解消にもキノコが効果的!食べるならどの種類がいい?

ダイエットなどでも注目されている食材のきのこ。干しシイタケががん予防になるとか、えのき氷でダイエットにもなるとか健康食材として話題になることが多いですよね。

 

きのこが便秘にも効果的なのでお医者さんなどでも、便秘を相談するときのこをたくさん食べるように勧められることもありますが、キノコが便秘にいい理由は食物繊維にあります。

 

きのこには便秘解消に役立つ食物繊維がたくさん含まれています。安全な食べ物ですし、低カロリーなので妊娠中でも安心して食べることができます。以下の表は100g中に含まれている水溶性食物繊維、不溶性食物繊維をまとめてみました。

 

きのこの種類 水溶性食物繊維 不溶性食物繊維
エリンギ 0.3g 4g
シイタケ 0.5g 3g
ブナシメジ 0.3g 3.4g
えのきたけ 0.4g 3.5g
マッシュルーム 0.2g 1.8g
マツタケ 0.3g 4.4g

 

きのこに含まれている食物繊維は主に不溶性食物繊維だといえるようですね。不溶性食物繊維は水に溶けないので腸までしっかり届いて便のかさを増してくれます。この便のかさが増えることでも腸が刺激を受けて蠕動運動が活発になってきます。

 

ただ、不溶性食物繊維は急にたくさん食べ始めると便秘がさらに悪くなったりすることがありますので、それを予防するために水分を多めに取るようにしましょう。

 

もともと、1日の水分摂取量が少ない方は便秘になりやすいのですが、水分不足の上に便秘解消しようと不溶性食物繊維を大量に取ると便が固くなって出にくくなってしまうことがあります。

 

こちらの記事も参考になります⇒水溶性食物繊維、不溶性食物繊維のバランスについて

 

もう一つ、キノコを食べるうえで注意点があります。ちょっと汚い話になりますが前日にキノコを食べたら、次の日にそのままの形で便として出てきたという経験がある方が多いようです。

 

キノコは消化が良くないのでエノキタケなどは長いままでたくさん食べると腸内で詰まってしまうということが稀にあるそうです。同じような症状を起こすと知られているのは糸こんにゃく(しらたき)です。

 

これもあまりよく噛まないで長い状態で超で詰まってしまい腸閉塞になったという方もいましたので、調理時は短く切ったりする方がよいでしょう。もちろん、普通の量を食べるのにはほぼ問題ないのでそこまでの心配はいりませんが、一応補足として書かせていた出来ました。

 

キノコをたくさん食べるのも大好きな方以外は辛いかもしれません。きのこはあまり他の食材の味を邪魔しませんから、細かくしてご飯に炊き込んだり、混ぜ込んだりもしやすいですね。

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