ひどかった初期のつわり体験。柔軟剤、シャンプー臭が嫌(悪阻体験談)
30歳で妊娠、初産でのつわり体験です。つわりには個人差があると思いますが、私の場合をご紹介致します。妊娠3週目頃、ひどい腰痛に悩んでいました。この頃、まだ妊娠には気が付いていませんでした。
本当に突然、腰痛と言うか、骨板すべてがキシキシ痛むような嫌な痛みでした。立ち仕事で毎日9時間程度働いていましたが、ひどい痛みで変な姿勢・歩き方になっていました。
車の運転の左折・右折がものすごく痛くて、通勤も辛いほどでした。ギックリ腰かなと思い整形外科へ行くと、妊娠の可能性は?と言われハッとしました。
念の為、妊娠していても大丈夫だと言う治療とお薬を貰って帰宅。妊娠検査薬を試してみると陽性でした。お薬のおかげか、腰痛は4日もするとけろっと治りました。
妊娠5週目、初期のつわり開始
5週に入った途端、強い香りや匂いが気になり始めました。特に香水やシャンプー、柔軟剤が嫌でした。香水はもちろんつけられなくなり、妊娠前には全く気にならなかった化粧品の香りにも敏感になり、特に口紅は嫌な香りのしない物を探すのに苦労しました。
男女問わず、加齢臭や体臭もとても気持ち悪かったです。マスクを出来ない仕事でしたので、ほぼ口呼吸でしのいでいました。胸焼けと吐き気も酷く、空腹でも満腹でも気持ちが悪くなるので数時間置きに少量ずつ食べることで何とかしのいでいました。
疲れやすくなり、疲れると更に気持ちが悪くなりました。私は吐きはしませんでしたが、仕事中疲れると頻繁に「おえっ」とえづいていました。
もともと好き嫌いもなく、何でも好きでたくさん食べる方でしたが、揚げ物や味の濃いものが食べられなくなりました。カボチャの味さえ濃くて、気持ち悪くて食べられなかった時にはびっくりしました。
甘いものも大好きでしたが、甘ったるいものでも吐き気がしました。キャンディやガムも気持ち悪くてダメでした。5〜8週で体重は2キロ減りました。とにかく早くつわりが終わる事を祈りながら仕事をしていました。
妊娠9週目、つわりのピーク!
5〜8週までは小分けに食べる事で何とか気持ち悪さをしのいでいましたが、9週に入った途端、小分けにしようが何をしようがとにかく何をしていてもすごく気持ちが悪かったです。
胸焼けも本当にひどく、しかも9週に入った途端、仕事もとても忙しくなってしまい、ギブアップを口に出す寸前まで来た所で、9週に入って3日ほど経つと、あれっ?と思ったほど少しずつ楽になって行きました。
まだまだ胸焼け、吐き気、匂いに敏感ではあるものの11週に入る頃にはだいぶマシになっていました。
妊娠11週目〜19週辺りまで、どんどん楽に
この辺りから、週数が進めば進むほど楽になって行きました。相変わらず、少し気持ち悪さはありましたが5〜9週の苦しみを思い出すと天国の様でした。この頃、退職をし、専業主婦状態に。
妊娠20週以降、すっかり楽に
きつい仕事を辞めた事が良かったのか、つわりはすっかり楽になりました。お腹が大きくなって来る事で軽い家事などでも腰痛になりやすかったり、身体がとても疲れやすくなったりと妊娠前とはやはり違いますが、食事も普通にとれましたし、快適でした。
匂いもそこまで気にはならなくなりました。その後、人によっては後期のつわりが来る(初期のつわりに似ているそうです)と聞いて覚悟していましたが、ありがたい事に私には後期つわりは来ず、快適に過ごせました。
自身のつわり体験を通して感じた事は、つわりは疲れでひどくなるのではないかと私は思いました。私も19週まではバリバリ正社員で仕事をしていましたし、妊娠による仕事の辞め時には悩みますが、世の中の働く妊婦さんには、くれぐれも無理しないで欲しいです。