ココナッツオイルが妊娠中の便秘解消にいい理由
妊婦さんの便秘改善には、ココナッツオイルが効果的です。妊娠中にココナッツオイルを摂取しても大丈夫なのかと心配になる方もいらっしゃるでしょうが、ココナッツオイルには、妊婦さんに青く影響がある成分は一切含まれていません。
それどころかココナッツオイルには、妊娠中にもメリットのある成分がとても豊富に含まれています。ココナッツオイルを上手に活用して、妊娠中の便秘を改善しましょう。
無添加のココナッツオイルを選んで
妊娠中は便秘になりやすいと言われています。そのため、多くの妊婦さんが便秘に悩まされています。そこで、便秘薬や下剤を使うことなく、便秘の改善に大きな力を発揮するのがココナッツオイルです。
ココナッツオイルとは、栄養価の高いココナッツの実から抽出されたオイルのことです。食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
しかも、ココナッツオイルに約60%も含まれている中鎖脂肪酸は、体内でスピーディにエネルギーとなるため、体脂肪として留まることがありません。つまり太りにくいオイルであり、便秘改善にも役立つオイルなのです。
ココナッツオイルには大きく分けてふたつの種類があります。ひとつは、高温精製・漂白工程・脱臭工程を加えられた『ココナッツオイル』です。
もうひとつは、無精製・無添加・非加熱抽出された『エクストラヴァージンココナッツオイル』です。化学物質やそのほかの添加物が一切含まれていません。
そして妊婦さんの便秘により効果的で、かつ安全・安心して使用できるのは、後者のエクストラヴァージンオイルになります。
ココナッツオイルの便秘に効果的な成分
ココナッツオイルに豊富に含まれる成分で、便秘に効果的なものは主に三つあります。
ラウリン酸
ココナッツオイルに豊富に含まれている成分の中でも、妊婦さんに最も効果的なのがラウリン酸です。もともとラウリン酸は赤ちゃんの免疫力を上げるために母乳に含まれている栄養素です。
そのため妊娠中・出産後に摂取することで、栄養価の高い母乳を赤ちゃんにあげることができます。それだけではなく、ラウリン酸には細胞を活性化させる働きがあるため、腸のぜん動運動もおだやかに促進し、便秘にも非常に効果的なのです。
植物性オイル
腸内をなめらかにして、便も柔らかく排出しやすいようにします。
中鎖脂肪酸
脂肪をすぐにエネルギーに変換するとともに、腸内の老廃物を綺麗にする働きがあります。
ココナッツオイルの摂取方法
ココナッツオイルの食べ方・飲み方はとても簡単です。そのまま飲んでも構いませんし、熱に強いため、料理に使ったり、温かい飲み物に混ぜたりしても大丈夫です。
一日の摂取量の目安は、だいたい大さじ一杯程度と言われています。便秘改善には一、二日で効果の出る方が多いようです。栄養摂取のためには、二週間程度継続して摂取するようにしましょう。
エクストラヴァージンココナッツオイルの甘い香りが苦手だという方には、サプリメントタイプがおすすめです。
また、エクストラヴァージンオイルは化学薬品や食品添加物が一切含まれないオーガニック製品ですが、まれにアレルギーの出てしまう方がいらっしゃいますので、初めて摂取するときには小さじ一杯程度から始めることをおすすめします。
妊娠中の便秘は本当に苦しいものですが、腸内環境を整える食品やオリゴ糖、蠕動運動を促すように軽い運動を取り入れつつ、便秘にいいココナッツオイルも取り入れ早く便秘解消させましょう。