妊婦の便秘解消には水分量も確認しましょう

妊婦便秘・水分量

妊娠中の頑固すぎる便秘を解消しようと食物繊維の多いさつまいもやゴボウを食べたり、ヨーグルトを食べてみたりと食生活を見直している方が多いです。

 

便秘解消のために食べ物だけに目を向けているのでは、違う原因でさらに便秘が悪化しているのならその原因を取り除かないとスッキリ!はできませんよね。

 

妊娠時期によっても便秘になりやすい原因は変わってきますが、出産までずっと便秘に悩まされたという方も多いのです注意が必要です。

 

「便秘にいいっていうから食物繊維の多い物を食べたのにもっとひどくなった!」こんなセリフもよく耳にしますが、それには理由があったんです。水分が足りない状態で不溶性食物繊維をたくさん食べてしまうと腸の中で食物繊維が水分を吸収するので、大腸を移動している間にどんどん固い便になってしまうのです。

 

便秘がちな体質というのはあまりお水を飲まないということもあるそうです。水分が多い便というのは、ひどくなると下痢ですが、少なすぎるとコロコロでカチカチの出てこない便になります。

 

もともと、あまり水を飲まない人というのは妊娠していない時でも便秘がちなことが多いのです。それが、妊娠してからは、ホルモンバランスや胃腸が子宮に圧迫されてしまうなどの理由からさらに悪化することになります。

 

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妊娠中は水分が不足しやすい

たくさん水分を取っているという妊婦さんでも妊娠という状態は水分が不足しやすくなりますから、自覚がないけれど水分が足りていないかもしれません。

 

逆に妊娠中は子宮が大きくなって膀胱を圧迫してくるのでトイレが近いということもあって、外出時には特にお水を飲むのを控えるという方もいるそうですが便秘だけでなく危険ですから絶対にそういうことはしないでくださいね。

 

前置きが長くなってしまいましたが、お水やお茶など水分を取るということにもっと意識を傾けて、1日でどのくらい飲んでいるかを把握できるようにしましょう。

 

喉が渇いていると感じていなくても水分が足りない状態かもしれませんよ。気候や生活にもよりますが、1日に1.5L程度の十分な水分補給を目安にしていくと便秘解消計画もうまく進んでいきますよ。

 

排出しにくい水分の摂り方

一気にゴクゴクと水分を取るとトイレの回数が増えてしまいます。これだと、体内に水分が留まらずに全部出て行ってしまうのでもったいないですよね。

 

妊娠中にはトイレが近くなるからと、水分摂取を少なくすることもあるそうですが便秘にももちろん、健康にも、胎児にも良くありません。脱水にならない様に、適度な水分補給は必要なんです。

 

トイレに行く回数を増やさずに水分を取る方法として、こまめに一口だけ飲むという方法があります。ちょっと面倒ですが、のどが渇く前に一口だけ飲むというのを繰り返すのです。たった一口だけなので、体内にすぐに吸収されますから、尿になる量が減らせます。

 

これは1回に飲む量が少なくなるのであって、1日に取る水分量が減るわけではないので注意してください。便秘解消、便秘予防だけでなく水分というのは健康的な生活には欠かせないものです。

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